【速報】御嶽山噴火で4人死亡を確認!心肺停止27人、行方不明者43人! [ニュース]
長野県と岐阜県の境にある御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、
長野県警は28日、山頂付近の登山道周辺で登山者ら31人が倒れており、
ふもとの木曽町に運んだ男性4人の死亡を確認したと発表しました。
噴火から1日が経った御嶽山
噴火から一夜明けた28日、御嶽山の山頂付近では、
警察や消防、自衛隊などによる行方不明者の捜索や
山小屋に取り残された登山者の救助活動が行われました。
救助された登山者は、ヘリコプターで長野・木曽町の高校などに運ばれ、
救急車で病院に搬送されました。
その一方で、登山口には山小屋などで
一夜を明かした登山者が自力で下山。
岐阜県側から下山した人は、
「火山灰の中、雪山を滑るように降りてきた。
噴火後はもう、埋まっちゃうと思って・・・
『これで熱くなったら、死ぬんだろうな』って思ったんですけど」、
「ひざから下が砂に埋まっていたのだが、
2人に協力してもらって、そこから抜け出した」などと話していたそうです。
行方不明者の捜索が進むにつれて、
被害の状況が次々に明らかになり、
山頂付近などで31人が心肺停止の状態で発見。
31人のうち4人は、麓の小学校に搬送され、
28日夜に4人の死亡が確認されたそうです。
いまだに安否のわからない行方不明者は、43人・・・
愛知県の所 祐樹さん(26)は、交際している女性と
御嶽山にのぼり行方不明になっていて、
所さんの両親は、息子の安否を確認するため、
長野・王滝村の公民館に駆けつけけているようです。
県警や自衛隊、消防などは、
29日早朝から捜索を再開し、
心肺停止で見つかった残る人たちを搬送する予定。
御嶽山、今後の噴火の可能性は?
気象庁の火山噴火予知連絡会は28日、
御嶽山の噴火に関する拡大幹事会で
「火山灰にマグマの物質は確認できず、
水蒸気爆発と判断した」と発表した。
今後の噴火の可能性については、
「今も火山活動が高まった状態で、
今後も噴火が発生する可能性がある」といい、
噴石や火砕流、降雨時の土石流に気を付けるよう
呼びかけた。
今回の噴煙は、火口から上空約7000メートルにまで達し、
大きな噴石は火口から1キロのところまで飛んでいたそうです。
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