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IPS細胞とは?わかりやすく解説! [ニュース]

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つい先程、iPS細胞の移植、別の細胞治療も実験成功というニュースがありました。

 

最近なにかと取り上げられるIPS細胞・・・

いったいどんなものなのでしょうか。 

わかりやすく解説したいと思います! 

 

 

 

 

そもそも、IPS細胞のIPSというのは、

「Induced Pluripotent Stem」の略で、

直訳すると人口多能性幹細胞なのです。

つまり、人に作られたいろいろな能力を

 持った細胞ということにことになります。

 

 

 

英語の中身はなんて覚えなくて大丈夫です・・・

訳わからなくなるから・・・

なんとなく意味がわかればいいです。

 

 

 

 

IPS細胞ってのは何か?


ips細胞.jpg

人の皮膚の細胞に他の遺伝子を導入することによって、

どんな細胞にも変化できる魔法の細胞が生まれるってことが、

山中信弥氏によって2006年に発見されたのです。









このIPS細胞があれば、今まで治せなかった病気も治せるし、

新しい薬も開発できるとか・・・

主に再生医療の分野に関しては革命的な技術!

どんな細胞にでも変われるので、

死んでしまった細胞に代用すれば機能してくれるのです。

さらに、人体では実験できなかったような

薬の副作用の実験もできるのです。







移植には拒絶反応と言って、

他の細胞を受け入れられないケースが必ずあるのですが、

自分自身の細胞から生まれたものなので、

移植するときに拒絶反応が起こる可能性が

かなり低いのも大きなメリットの1つなのです。








しかしながら、IPS細胞が完全無欠というわけではありません。

細胞が増殖するときに悪性腫瘍化、

いわゆるがん化してしまいがんを引き起こす場合もあるのです。

 

 

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この他にはIPS遺伝子で精子と卵子を作れば、

クローン人間が作れてしまうという点に問題が指摘されています。

クローン人間は禁忌とされており、

倫理的にとても大きな課題となっているのです。



 

まさかこんなことが実現される日が来るとは・・・


科学の力ってすごいです!!!

 

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